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川上先生の
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医療コラム2017.01.20

ニュースリリース 第20回日本統合医療学会

12232425日に宮城県仙台市で行われた第20回日本統合医療学会で当社メディカルアドバイザー川上先生が白金パラジウムに関する学会発表をなさいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

統合医療とはこれまでの西洋医学のみならず東洋医学も取り入れて多角的に健康の維持・増進に役立てるものを言います。

この学会は、日本全国から医療従事者のみならず、一般の方も聞きに来る大変興味深い会合となっております。

川上先生はこの統合医療に力を入れており、健康に関して日々取り組まれています。また、今回は座長も務められ、学会から感謝状も頂いておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後学会での活躍が期待されます。

 

以下、川上先生が発表された内容です。

ヒト正常表皮角化細胞(NHEK)に対する白金・パラジウムの影響

~抗がん作用と関連させて~

【背景】

現在がんの治療において代替・補完療法の必要性が着目されている。がん細胞の増殖には活性酸素種の影響があると指摘されているため、昨年の発表において強い還元作用があることが知られている白金・パラジウムに着目し、各種がん細胞増殖抑制効果の検討を行った。

【目的】

今回ヒト正常表皮角化細胞(NHEK)に対する白金・パラジウムの影響について検討し、正常細胞に対して影響を及ぼす可能性があるか否かについて検討を行った。

【材料】

  1)白金・パラジウム:東洋厚生製薬所より供与

  2)ヒト正常表皮角化細胞(NHEK):女性胸部皮膚由来

  3)培養関係:DMEM12430 Gibco社製)、FCSAHM9479

  4)細胞生存率評価系:Cell Counting Kit (同仁化学)

 【方法】

細胞数を5×103個に調整し、96穴プレートに播種、10FBSDMEMにて24時間培養、培養液中に白金・パラジウムを1%の濃度になるように添加した。 添加後 Oh24h48h72h96h培養後に細胞数を計測した。

【結果】

添加群、非添加群の両者に、統計学的有意差は認められなかった。 培養96時間では、統計学的有意差は認められないが、対照群では、前値(72時間)に比して減少傾向、投与群では増加傾向を示した。

【考察】

ヒト正常表皮細胞において検討したところ、白金パラジウム添加群、非添加群の両者に統計学的有意差は認められなかった。対照群では、前値(72時間)に比して減少傾向、投与群では増加傾向を示したが、これは投与群において、角化が抑制されたものと推察された。ゆえに正常細胞に対して影響を及ぼす可能性は低いものと考えられる。

【結語】

白金パラジウムに対する先行研究において、がん細胞の抑制効果が認められている。本実験において正常細胞に対し影響はないと考えられるので、何かしら白金・パラジウムがん増殖抑制作用が働いていると考えられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川上智史

著者 : 川上智史(カワカミサトシ)


北里大学大学院医療系研究科医学専攻博士課程修了
医学博士
予防医学を専門とし、一般向けに予防医学に関する学術講演や各教育機関で基礎医学に関する講義を行い、予防の重要性について啓発を続ける。
また、メディカルアドバイザーとして医学的に生活習慣病の講演会などを行うことで、それぞれの生活習慣病予防に対する生活指導を行っている。
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