フードロス解消
フードロス（食品ロス）とは、まだ食べられる食品を捨ててしまうことで発生する損失を表した言葉。
東洋厚生製薬所は90年代から沖縄県において様々な成分の研究を取り組んでいる中で、
沖縄県の名産品として知られる「海ぶどう」も、その多くが廃棄処分されるという問題を知りました。
製薬会社として貢献できることを模索し、
このフードロス問題を解決するために沖縄地元プロジェクトチームを発足しました。
地域貢献
約5年の歳月をかけ試行錯誤の末、
廃棄される海ぶどうから化粧品の原材料となるエキスの抽出に成功しました。
具体的な商品化に向けて、製造からネーミング・デザイン・コピーライト・宣伝・流通まで
沖縄地元プロジェクトチームが担い、海ぶどうの生産者の安定収入に貢献するだけでなく
化粧品の売り上げの一部を沖縄県の海ぶどう産業へ還元されるシステムを作りました。
うるま市平安座で海ぶどうの養殖を手掛ける三好和美さん。
海ぶどうを使った化粧品のアイデアは、三好さんの語った
「地元の女性達が海ぶどうを手に塗っただけで肌がツヤツヤになった」
というエピソードから生まれました。
那覇市国際通りで土産店や飲食店を営む平良司さん。
平良さんとの出会いが海ぶどうの
直面している問題を知るきっかけになりました。
